ええ素材やな〜とか
ええ柄やな〜って思っても
いざ 裁断を始めようとすると
縞がグニャグニャで合わせるのが
大変ってことがよくある舶来の服地。
そんな時のまろんはかなり不機嫌。
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でも今日はご機嫌 ♫
MIYUKI Napolenaの仮縫いを組んでます♫
この服地 柄がきれいに通っていて
高番手ながら 目付がしっかりしている。
本当にすばらしい服地です。
職人にとっては
目付のしっかりしたよい生地なればなるほど
針通りが悪いし、いちばん細い針で縫わないと
穴があいちゃうから手は痛いし、気をつかう。
ざっくりした生地ばっかりやってる
職人さんは こういう素材嫌やろな〜って
いつも思います。
職人さんで縫えないのは論外として
Oguriも機械縫製の場合は縫えない素材があります。
工場のようなミシン、流れ作業では
ひとつひとつの素材に合わせた縫製が
なされないので 生地に
穴があいちゃったりつっちゃったり
ってことになってしまう。
だからOguriでは
その素材は工場では縫えません
この素材を機械縫製でつくるのは
もったいないからやめときなはれって
はっきり言っちゃいます。
もし工場が大丈夫と言ったとしても
他のお店では普通に受けていたとしてもです。
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ちょいと脱線しましたが
とにかく!!
Napolena
着心地、肌触りサイコー!
もちろん見た目も美しい!
Oguriはこういう素材が多いので まろんも職人さん
も大変そうだけど お客様にはカンケーない!
わたくしは いい仕事してくださいと応援するのみ!
こういう素材って職人さんの腕が本当にわかります♫
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Ah~ Napolena
Oh~ Napolena
あなたはほんとにすばらしい♡
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日本の織元は本当にサイコーです!
・・・
ただ
そのためには 素材の良さだけでなく
外国に負けないセンスがなければ!なんですよね…
もちろん 今回の服地のようにステキなのもあります。
でも 少ない・・・。
日本の弱いところである色柄のセンス。
古くさい、おじいちゃんっぽい柄だと
いくら素材がよくても売れません・・・
ってか すすめられない(涙)
みんなで かっこいい柄考えましょう!
そしたら 日本の服地はどこにも負けない!!!
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消費者が欧米諸国に目を向けているから
日本の生産がダメになっていくのか
日本の生産、企画がダメだから
消費者が外国に目を向けてしまうのか・・・
どっちが先かはよくわからないけど
現状は
どちらもが重なり合って
負のスパイラルを生んでいる。
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このままじゃダメ!
っていうかイヤ!!
だから 負けないっ!
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Oguriは日本が好きだし、日本人が好きだもんっ♡
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なんだか興奮!
今日は吞もっ!!!