[Pick Up]

〜 オパンケ（ドライビングシューズ）〜

Oguriで靴をつくっていただいているお客様の中で、

一足は必ず愛用されている靴　「オパンケ」

企画のはじまりは、ドレスシューズのエレガントさをかもしつつも、

踵やつま先を気にしない、尚且つアクセルとブレーキを踏む際に

素足のような感触のドライビングシューズってできる？

との問い掛けから。

十分仕立ての誂えを経験すると、

足のあおり、踏み締め さらには、

心地良いホールド感に魅了されてしまう。

それを他のものにも求めてしまう

それが人の常。

こんな要望を叶えてくれる靴ってあるのか？

そう それがあったのです！

オパンケという製法が。

運転をする際に、まず快適かつ安全というのは当たり前。

では、それは何か？

アクセルやシフトペダル、ブレーキをなんの違和感もなく踏めること。

そして、運転だけにとどまらず 歩くときに気持ちいい。

さらに デザイン、シチュエーション。

履いた時にかっこよく、

スーツやジャケット、パンツにも難無くはまるもの。

それらを幅広くカバーできる靴がオパンケなのです。

しかし、アッパーと船底を掬い縫いで仕上げる為、

美しく仕上げるには、

革に求める基準がでてきます。

その条件は、1.3ミリの厚みがある、

しぼが細かく しなやかで柔らかいこと。

この条件を満たす革は極端に少ない。

この厳しい条件の中で、展開していたのが、

鹿革〔黒、焦げ茶、薄茶、オフホワイト〕

そして、ピタードの迷彩。バンプ写真はこちら

なかなか 靴好きの方々には、目にされない革達ですが、

この製法には、もってこい。

ただ 特殊な革故、色数が少ないのが気にかかるところでした。

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捜しに捜し回り、これはいける！と選んだのが

WEINHEIMER社のWAPROLUX。

吟面の加工が少々硬いものの

定番の黒、茶はもちろんの事、

赤、紫、白など色数が豊富。

かたい故アッパーのシワのいきかたに些か不安があったものの、

細かいしぼなのでそれもなんら問題なくクリア。

ただ、ブーツはできません。。。

サンプルは、掬い糸を黒にしていますが、

アッパーの色に合わせて掬い糸も選択可能です。

ブーツ好きな方には、

WEINHEIMER社のカントンカーフ〔黒、チョコ〕もご用意。

カントンカーフはシボがうっすら細かく入っていて、

やわらかく しなやか

吟面はマットな仕上がりです。

本底の艶やかさとのコントラストがマットなアッパーを引き立てます。

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まずは ご自身のお好みの革を見つけてください。

そして 素材それぞれの特性を活かした

最高の1足をつくり上げましょう。

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